カウンセリングを受ける、と決めること
自分はカウンセリングを受けた方がいいのだろうか・・・
自分の悩みはカウンセリングに行くレベルなのだろうか・・・
カウンセリングを受けるかどうかの判断を、皆さんどの辺りでしているのでしょうね・・?
考えるとあまりはっきりしないように思うのですが。
例えば、現実的な必要性で判断する、ということはあると思います。
もう煮詰まっちゃった、ギブアップ、一人じゃもうどうにもならない、とか。あるいは、周囲や会社から行くべし、と言われた、とか。
それ以外には、「行きたいという気持ちがあるなら行ってみれば」とか、「一度行ってから考えれば」という答えに着地する場合もあるかもしれません。
カウンセリングを受けるべきかどうかの判断も求めて一度行ってみるという判断、あるいは体験しないとわからない、という判断。
あるいは、自分でどうにかしたいという強い気持ちがあって、ということもあるでしょうか。動機付けがあるということですね。カウンセリングを受けるにあたってそういった強い気持ちがある方がベターとは思いますが・・これも人様々、また状況によって様々のように思います。
となると、現実的な必要性、問題解決への強い意志のほかには、明確な判断基準というものがあるような、ないような、というものかも・・。
明確な判断基準以外には、無意識的な様々な気持ちが動いていて、それも判断するときにはかなり影響している、無意識的な気持ちに突き動かされて決めている、というところもかなりある、ということになるのかな・・・。
無意識的な気持ちというのは、カウンセリングへの期待や願望、抵抗や恐れ、などなど。
となると、自覚的にはなかなか気づきにくい、後々になってわかる、という類いのものかもしれない。
後になって、困っていたからだけじゃなくて、別の本音の気持ちがあったんだなあ、とか。
どこで判断するのか、とはややずれた話になりますが、
相談内容だけでなく、こういった無意識の気持ちにカウンセラーは着目していることが多いと思います。
そしてそのことをカウンセリングで取り上げることができると、自分の気づきにつながっていくことも多々あるだろうし、カウンセリングがただのおしゃべりとは違ったものになるのは、この面を重視しているから、というのもあると思います。