カウンセリングを受けるべきかをどう判断したらいいか?
記事の要点
- 基本的には
本人が受けるかどうかを決めることが重要 - きっかけは周囲からの勧めでもよく、
何回か受けるうちに自分で判断する場合もある - 迷いや決められない気持ちを話すこと自体が、
カウンセリングの一部となる。 - カウンセラーを選ぶ際のポイント例
- 経験年数だけで判断せず、
直感的な印象や
実際に会ってみて得られる印象も大切 - 絶対的な判断基準はなく、
相性や信頼感をもとに決めていくことになる。
基本的には、
「自分で決めること」が大切です。
とはいえ、
最初からはっきり決められないことも多い
と思います。
実際には、
「周囲に勧められて来てみた」
「受けた方がいいと言われて、よくわからないけど来た」
という方も少なくありません。
きっかけが自分の意思ではなくても、
数回受けてみるうちに、
「受ける意味がある」
「今の自分には必要だ」と
実感していく場合もあります。
したがって、
最初の時点で明確に「受ける」と
決めていなくても構いません。
数回話していく中で、
自分の気持ちを整理しながら
決めていくこともできます。
もし迷いやためらいがある場合は、
その気持ちを率直に話すことも
カウンセリングの一部です。
「受けるべきかどうかを一緒に考える」
という進め方もあります。
そうしたやり取り自体が、
すでにカウンセリング的なプロセス
と言えるでしょう。
カウンセラーをどう探すか、どう選ぶか?
探し方としては、
- 通院中の病院などから紹介を受ける
- 自分でホームページなどから探す
といった方法が一般的です。
では、どう選ぶか。
最も大切なのは、
「この人になら話せそう」
「信頼して任せられそう」
という感覚です。
判断の基準としては、
- カウンセラーの考え方が納得できるか
- 経験や専門分野が合っていそうか
といった点が参考になります。
ただし、経験の浅いカウンセラーでも
相性が合えば大きな助けになることもあります。
数字や肩書きだけでは測れない部分も多いのです。
結局のところ、
会って話してみたときの「印象」や「相性」、
「なんとなくこの人となら大丈夫そう」という直感も、
とても大切な判断材料になります。
カウンセラー選びの目安(私見ですが)
- 専門用語を多用しすぎない人
- 話したことが「伝わった」と感じられる人
- わからないことや難しいことに対して、誠実に応じてくれる人
こうした点を目安にしてみると
よいかもしれません。
カウンセリングは「人と人との関係」です。
だからこそ、
「この人となら話してみたい」という感覚を
大切にしてみてください。
この記事を書いた人
福嶋裕子 臨床心理士・公認心理師(高円寺心理相談室アオイトリ)

